5月21日、駐日ポーランド共和国大使館において、ポーランド文化遺産の日記念行事の一環として、ポーランド広報文化センター主催第15回日本人のためのポーランド語スピーチコンテストが開かれました。
イベントの冒頭、ウルシュラ・オスミツカポーランド広報文化センター所長は、コンテストの長い歴史に言及し、初めて東京で祝賀されるポーランド文化遺産の日の主な理念を紹介しました。
本年度のコンテストには9名が参加しました――6名は東京外国語大学(TUFS)ポーランド語専攻の学生、3名はさまざまな語学講座または独学でポーランド語を勉強しています。それぞれのスピーチは、4名から成る審査員が採点しました。参加者はポーランドに関連するテーマで約3分のプレゼンテーションを行い、次に審査員の質問に答えました。
審査員は第1位(副賞は、ポーランドへの航空券、NAWAサマースクール奨学金、「ボレスワヴィェツ」磁器一式)を、「お気に入りの犬種」という題でスピーチした瀬戸朝香さんに授与しました。「日本の英語教育」という題のスピーチで第2位に入賞した熊坂和樹さんと「ショパンの音楽」で第3位に入賞した山口紗和さんは、副賞としてNAWAサマースクール奨学金、「ボレスワヴィェツ」磁器一式を贈られました。入賞者はいずれも東京外国語大学ポーランド語専攻の学生です。
コンテスト参加者は全員、賞状、書籍、ポーランドについての出版物、CDなどの副賞(ポーランド政府観光局〔ZOPOT〕とLOTポーランド航空からの記念品を含む)を受け取りました。
ウェブサイト「Polonia Japonica」が選ぶ特別賞を受けたのは、独学でポーランド語を学習している佐竹洋さん、対象となったスピーチは「通い合う心」です。
コンテストの休憩時間には、ポーランド政府観光局(ZOPOT)から提供されたポーランドについての動画が上映されました。
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