デジタル版ワルシャワ国立博物館https://cyfrowe.mnw.art.pl/en/homeは、博物館が所蔵している80万点以上の博物館所蔵作品から、6万点もの作品を公開しています。ここには、ポーランド絵画、彫刻、版画の傑作、ポーランド人考古学者が発見したファラスの古代壁画、中世美術、現代美術があります。誰でも、住んでいる場所と関係なく、ワルシャワのポーランド国立博物館ヴァ―チュアルツアーに出発できます。サービスは、サインインしてから使います。利用者は時間軸に沿って収蔵品を眺めていくことも、個別の傑作を選ぶこともでき、検索履歴はポータルサイトの個人プロフィールに記録されます。

「特に注目に値する作品は、傑作部門(https://cyfrowe.mnw.art.pl/pl/arcydziela)に入っています」――デジタル版ワルシャワ国立博物館デジタル化・記録部門部長カロリナ・タバクは語ります。「主題別検索(https://cyfrowe.mnw.art.pl/pl/sciezki-tematyczne)もお勧めです。博物館の収蔵作品、広義の文化におけるさまざまな現象――例えば、砂漠の傑作ファラス、『犯罪と死』、『子ども』、『芸術家の工房にて』――に関する双方向的展示です。」――付け足して言います。デジタル版MNW(ワルシャワ国立博物館)では、例えばヤン・マテイコの『グルンヴァルトの戦い』(https://cyfrowe.mnw.art.pl/pl/katalog/509927)を、クローズアップで観ることができます。特別のボタンをクリックすれば、描かれている人物を近くから知ることもできます。

美術愛好者は、特にお気に入りの作品の写真をダウンロードできます。ポータルサイトでは、美術作品の写真には、著作権を含め、それらを加工するための条件に関する情報が記載されています。パブリック・ドメインの作品(作者の死から70年以上経過している場合)は、制限なしにダウンロードし、加工し、商業的利用も可能です。デジタル版MNW(ワルシャワ国立博物館)のポータルサイトに収録されている複製品は、自身のガジェット作りにも使えます。