第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール優勝者エリック・グオの日本コンサート・ツアーに合わせて、1月29日、駐日ポーランド共和国大使館において、カナダ人ピアニスト エリック・グオと、ピリオド楽器で演奏活動を行う伝説的な日本のオーケストラ バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)の首席指揮者 鈴木優人が出席する記者会見が行われました。
記者会見は、フリデリク・ショパン研究所(NIFC)、アダム・ミツキェヴィチ・インスティチュート(IAM)、株式会社ジャパン・アーツ、そしてポーランド広報文化センターの協力で開かれました。
ウルシュラ・オスミツカ ポーランド広報文化センター所長と二瓶純一ジャパン・アーツ代表取締役社長の開会の辞に続き、アルトゥル・シュクレネルNIFC所長がショパン国際ピリオド楽器コンクールについてのプレゼンテーションを行いました。IAM所長から送られた書簡も読み上げられました。その次に、二人のアーティスト――エリック・グオと鈴木優人――がピリオド楽器演奏の演奏にまつわる自らの経験と印象を述べ、聴衆からの質問に答えました。
日本コンサート・ツアー中に、エリック・グオは浜松(1月25日)と神戸(1月26日)におけるピアノ・リサイタルで演奏し、東京オペラシティ コンサートホール(1月30日)での優勝者コンサートでは、1843年製プレイエルを用いてマエストロ鈴木優人指揮のもとバッハ・コレギウム・ジャパンと共演しました。
本年6月には、東京で、NIFCとポーランド広報文化センターの協力による、第19回ショパン国際ピアノコンクール告知記者会見が予定されています。
写真:ジャパン・アーツ/©松尾淳一郎