フリデリク・ショパンの173回目の命日である2022年10月17日、ポーランド広報文化センターは日本ショパン協会とともに、駐日ポーランド共和国大使館にてピアノコンサートを開催しました。

演奏してくださったのは、日本ショパン協会会長の海老彰子さん。

海老さんは、第10回ショパン国際ピアノコンクールで５位に入賞しており、2021年に開かれた第18回大会では審査員を務められました。

「ショパンでつなぐ　リレーコンサート」は、日本ショパン協会に在籍する素晴らしいピアニストの方々によるコンサートのシリーズで、リレーに見立てて次々と襷を繋ぐように、コンサートを開催してきました。

「フリデリク・ショパンは173年前にパリで世を去りましたが、彼の心臓はワルシャワに眠っています。そして、その天才の音楽を愛する私たちは本日、東京で集っています」ーーウルシュラ・オスミツカ所長の言葉で、コンサートは幕を開けました。

「ショパンでつなぐ　リレーコンサート」ファイナルは、当センターの長年にわたるパートナーである日本ショパン協会、そしてカワイ音楽振興会に御礼をする機会ともなりました。これまでのご協力と、本年の企画の実現に関し心よりお礼を申し上げます。

この回には、日本ショパン協会の理事の方々、河合楽器製作所を代表する方々、そして文化界を担う皆様にご出席いただきました。

会の最中、壁面にはヤギェロン大学音楽学研究所のアンナ・サラモン氏、ユスティナ・ションバラ氏制作のパネル展示「パデレフスキ・スーパースター」が飾られました。

パデレフスキ・スーパースター