25.09.2021 ニュース

オスミツカ所長の敦賀訪問

私は、ポーランド広報文化センター所長としてみなさまにご挨拶できますことを、とても嬉しく思います。所長に就任したのは9月1日、今回は、私が所長として出席する、東京を離れての初めての集いです。その場がまさしく敦賀という、1920年代初めにはシベリアにいたポーランドの子どもたちが、第二次世界大戦中にはユダヤ人避難民が身を寄せることになった、友好的な特別の都市であるのを、とても喜んでいます。私はポーランド人として、心の中に、敦賀市とその市民に対して、大きな感謝の念を抱いています」――これは、9月25日に人道の港敦賀ムゼウムで行われた、パヴェウ・パヴリコフスキ監督の映画『COLD WAR あの歌、2つの心』上映会の冒頭に、ウルシュラ・オスミツカ所長が集まった方々に述べた挨拶です。

敦賀市(福井県)は、東京2021オリンピック・パラリンピックの期間中、ポーランドのスポーツ選手の文化ホストタウンを務めました。7月1日~9月30日には、ポーランド広報文化センターなどとの協力の下、敦賀市でポーランドとポーランド文化を広報する諸行事が催されました。ポーランド広報文化センターはこの機会に、ポーランド・コミックス展、ポーランド文化に関する動画、ポーランドの民族衣装をムゼウムにご提供いたしました。

ウルシュラ・オスミツカ ポーランド広報文化センター所長は、渕上隆信 敦賀市長、そして西川明徳 人道の港敦賀ムゼウム館長と会見しました。日本でのオリンピック・パラリンピックに際してのポーランド代表選手団へのご支援、ポーランド共和国大使館・ポーランド広報文化センターとの素晴らしい協力関係にお礼の言葉を述べました。

プログラムの重要な一部となったのは、ムゼウム・ガイドの役を見事に務めあげた高校生たちとの集いでした。行事にはまた、地域メディアを代表する方々も参加しました。

写真:人道の都敦賀ムゼウム

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