2023年10月29日（日）13：00～19：00
ベルサール虎ノ門（東京都港区虎ノ門2-2-1）住友不動産虎ノ門タワー2階

演奏・講師　藤田めぐみ

第1部 13:00～14:30 ショパン24のエチュード全曲演奏会 （インターヴァル無し）
　　　　　　　　　　 12の練習曲集 作品10 （全曲） 12の練習曲集 作品 25 （全曲）
第2部 15:30～19:00 「誰でもショパン エチュード」マスタークラス
① 公開レッスン 　15:30～17:40
　　 受講者 2名 各1時間。受講曲は作品10又は作品25の中から1曲を受講者が選曲。
演奏法を具体的にレッスンします。
② 聴講のかたへのワンポイントレッスンと 質疑応答 17:50～19:00

藤田めぐみが長年をかけて発見し深めた演奏法の延長線上に2021年に辿り着いた、音楽の「呼吸」＋「鼓動」＝「血流」という演奏法の大発見。これは楽譜に書かれているものをどのように演奏するかという演奏法で、これを当てはめて弾くと、作曲家が楽譜に遺した世界が音となって現れます。ショパンのエチュードでもこの演奏法により、藤田めぐみ自身がそれまで想像しなかった音楽が楽譜に隠されていたことを感じています。今般の企画ではこのことをインターヴァル無しの全曲演奏会によりご出席の皆さまにもお感じいただけましたら幸いです。更に、マスタークラスとワンポイントレッスンを通じて、この演奏のための具体的な方法を公開することにより ≪誰でも「ショパン エチュード」≫ を実感していただけるようになりますことを願っております。ご参加の皆さまにショパンの24のエチュードの練習曲としての重要性とその音楽の素晴らしさを感じていただき、あらためてショパンの天才を感じていただくことができましたら大きな喜びです。

お問合せ　フジタ・マスタークラス実行委員会　080-1987-2334 / masterclass@fujitapianotrio.com

藤田めぐみ
ニュージーランド生まれ。14才で英国メニューイン音楽学校に留学。巨匠メニューインと共演。イスラエルのテルアビブ大学大学院、英国王立音楽大学大学院で学ぶ。サイモン・ニコルズ、ルイス・ケントナー、ヴラド・ペルルミュテール、イリーナ・ザリツカヤ、アレクサンドラ・アンドリエフスキーに師事。ベーゼンドルファー国際ピアノコンクール第3位、モントリオール国際ピアノコンクール第4位、1990年第12回ショパン国際ピアノコンクールディプロマ及びショパン奨学基金委員会賞など多数のコンクールで入賞。ピティナ ピアノコンペティション特級銀賞受賞。ラフマニノフ24の前奏曲及びベートーヴェン、ラヴェル、ラフマニノフのピアノ作品集、ショパン 24のエチュードのCD 3枚をスウェーデンのIntim Musikレーベルでリリース。妹の藤田ほのか(Vc)、藤田ありさ(Vn)とフジタ・ピアノトリオとしても20年以上活動。イリーナ・ザリツカヤ（マウリツィオ・ ポリーニが優勝した1960年の第6回ショパン・コンクールで第2位及びマズルカ賞、ポロネーズ賞を受賞）のもとでは18年近く研鑽を積む。月刊 「音楽現代」誌 2023年１月号より「藤田めぐみの演奏法」を連載中。日本演奏連盟正会員。日本ショパン協会正会員。全日本ピアノ指導者協会（ピティナ）正会員。