12月7日、国立アーカイブ(NFAJ)にて「V4中央ヨーロッパ子ども映画祭」が開催されました。この映画祭は、地域協力機構「ヴィシェグラード・グループ」(V4)の加盟4カ国を代表する、ポーランド広報文化センター、リスト・ハンガリー文化センター東京、チェコセンター東京、駐日スロバキア共和国大使館により、2016年より毎年企画されているものです。今年は、V4グループの議長国をポーランドが務めていることから、ポーランド広報文化センターが映画祭のオープニングを担当しました。
今回の映画祭では、ポーランド代表作品としてミハウ・ウビンスキ監督の短編アニメーション映画「アストラ」(ポーランド広報文化センター推薦作品)が上映されました。最新のアニメーション技術を用いて制作されたこの作品は、主人公である6歳の少女アストラが、姉のアンナを助けるべく、危険をかえりみず宇宙へ飛び立とうとする物語です。
本作品は、Polish Film Instituteおよびポーランド共和国文化・国家遺産省の助成を受け作成されました。
「V4中央ヨーロッパ子ども映画祭」は、「ヴィシェグラード・グループ」(V4)と日本の協力関係およびグループ加盟国のプロモーションにおいて、非常に大きな役割を果たしています。毎年恒例のポンチキは今年もポーランド広報文化センターにより提供され、来場した子どもたちや保護者の皆さんに美味しく召し上がっていただきました。
写真:国立アーカイブ、ポーランド広報文化センター