4月15日、ちょうどオルガ・ボズナンスカの生誕160周年にあたるこの日、「〈若きポーランド〉を歌う」と題した、ポーランドを代表する世界的オペラ歌手トマシュ・コニェチュニ(バス・バリトン)とピアニストのレフ・ナピエラワによるリサイタルが、京都国立近代美術館(MoMAK)で開催されました。
このリサイタルは、ポーランド広報文化センターがポーランド音楽出版社(PWM)との協力により開催したもので、京都国立近代美術館にて2025年3月25日から6月29日まで開催中の展覧会《若きポーランド[色彩と魂の詩(うた)1890-1918]》の関連イベントとして企画されました。
コニェチュニとナピェラワは、〈若きポーランド〉を代表するポーランドの作曲家、ミェチスワフ・カルウォーヴィチやカロル・シマノフスキを中心に、その前後の時代に活躍したスタニスワフ・モニューシュコ、およびヘンリク・チシュの歌曲作品をまじえて披露しました。
リサイタルに先立ち、ポーランド音楽研究者の重川真紀氏より、〈若きポーランド〉時代の音楽的背景、作曲家や歌曲についての解説が行われました。
写真:ポーランド広報文化センター









