2025年10月17日、ポーランド広報文化センターはポーランド共和国領事とともにポーランドの傑出した作家であり、劇作家、文芸作家、音楽アーティスト、「Polityka週刊誌賞」やポーランドの文学賞「ニケ賞」を含む様々な賞の受賞者でもあるドロタ・マスウォフスカ氏との対談を開催しました。ウカシュ・オスミツキ領事によるご紹介とウルシュラ・オスミツカ ポーランド広報文化センター所長によるご挨拶の後、ドロタ・マスウォフスカ氏が自身の最新小説『Magiczna rana』の一節をBGMとともに朗読し、聴衆を作品の神秘的かつ独特な雰囲気へと誘いました。
その後、所長オスミツカ氏との興味深い対談が行われ、制作活動の過程や作品のインスピレーション、年月を経ての執筆スタイルの変化などを尋ねました。参加者は質問の機会も与えられ、積極的に質問を投げかけました。芸術におけるAIの役割、翻訳の問題、そして読者の作品の受け取り方に対する作者の責任についてなど、様々なテーマのディスカッションを行うことができました。また、サプライズとしてドロタ・マスウォフスカ氏のミュージックビデオ「Chleb」が上映されました。本作品にはAnja Rubik氏が主演し、作家でありながら、歌手、ミュージックビデオ作者、音楽アーティストとしての側面も表現されています。対談後には参加者はマスウォフスカ氏と個別に話す機会もあり、著書にサインを貰うなどしていました。
写真:ポーランド広報文化センター










