東京にて今年も開催された第32回キネコ国際映画祭。開催期間中11月1日~4日にはポーランド特集が開催されました。上映プログラムには、ポーランド長編映画3作品ヴォイテク・ヴァフシチク監督『ディプロドクス~恐竜とボク~』、クシシュトフ・コマンデル監督『こびと~新しいはじまり~』、マグダレナ・ニェッチ監督『ランポ~旅するわんこ~』、さらに、短編映画6作品ヨアンナ・ヤシンスカ=コロンキェーヴィチ監督『アマの花』と『眠りの精 オーレ・ルゲイェ』、ロベルト・トゥルウォ監督『ブレーメンの音楽隊』、マヤ・ガルムレーヴィチ監督『らくがき』、トメク・ドゥツキ監督『また会える日まで』、ヤツェク・アダムチャック監督『闘牛士の歌』が登場しました。
本映画祭には、ポーランド広報文化センター協力のもと来日したヨアンナ・ヤシンスカ=コロンキェーヴィチ監督を含むポーランドの映画制作者が参加しました。同監督の映画『眠りの精 オーレ・ルゲイェ』は10月31日の映画祭オープニングセレモニーにて上映されました。
キネコ国際映画祭は1992年より東京で開催されており、毎年12万5000人以上もの観客を魅了するアジア最大のチルドレン・ティーン向け映画祭です。上映プログラムは全世界の映画から厳選されています。チルドレン向けプログラムは座り心地の良い座席やシート、クッションの備わった会場で開催されます。一方、ティーン向けプログラムはカフェやパブで上映され、家族で鑑賞しているような雰囲気の中、上映後に自由なディスカッションが行われます。本映画祭では上映中に観客の目の前で日本の声優による吹き替えが行われることも特長です。
さらに映画祭開催中の11月2日には、ポーランドの映画監督ヨアンナ・ヤシンスカ=コロンキェーヴィチ氏による子どもや若者向けの絵画アニメーション制作ワークショップも開催されました。
写真:ポーランド広報文化センター








