若い世代の最も傑出したポーランド人ピアニストの一人ピョートル・アレクセヴィチの日本コンサート・ツアーの皮切りに、6月13日、駐日ポーランド共和国大使館でポーランド広報文化センター主催の記者会見が開かれました。
ポーランド広報文化センターのウルシュラ・オスミツカ所長と音楽家招聘会社テンポプリモの中村聡武代表取締役による開会の辞の後、ピョートル・アレクセヴィチはショパンのレパートリーから成るピアノ・リサイタルを披露しました。続く記者会見の部で、アーティストは、コンサート・ツアー主催者である招聘会社テンポプリモの代表取締役とともに、メディア代表からの質問に答えました。
ポーランド人ピアニストは、6月16~28日に、東京、名古屋、大阪、福岡、広島、札幌で、ソロ演奏会の他、ベルリン交響楽団とともに演奏します。
ピョートル・アレクセヴィチは若くしてすでに、権威ある国際コンクールで数々の賞を受けています。第50回ポーランド・フリデリク・ショパン・コンクールの第1位、第18回フリデリク・ショパン記念国際ピアノコンクール(ワルシャワ)のセミファイナル進出などです。
2021年には、アガタ・コルンハウゼル=ドゥダ ポーランド共和国大統領夫人から、ポーランド文化普及活動における格別の功績に対して、「若いポーランド・プロモーター」賞を授けられました。
写真:テンポプリモ/マチェイ・コモロフスキ