1.09.2021 ニュース

ウルシュラ・オスミツカ所長就任のご挨拶

在京ポーランド広報文化センターの所長として皆様にご挨拶できますことを大変光栄に思います。

日本とポーランドの関係は常に私の心にいつも近いものでした。思えば学生時代から私は日本と関わりを持っており、とてもしっかりした幼子が主人公のドラマ「おしん」を熱心に観ていたことが思い出されます。映画界の巨匠・黒澤明監督の映画も観ていましたし、高校時代には極真空手に親しみました。大学の専攻には日本学科を選び、駐日ポーランド共和国大使館でも計10年以上経験を積みました。

この度、ポーランドの広報と日ポ関係の発展を担当する任務をもって日本に再び赴任しましたことをとても嬉しく、光栄に思います。催しや、政治、産業、そして何より、人と人との関係において、両国関係においては友好を象徴するものが多くあります。文化と芸術は日本とポーランドをいつも温めてきた分野です。

2021年11月、ポーランド広報文化センターは設立10周年を迎えます。この10年間、日本とポーランドをつなぐ「架け橋」となった多くの企画を実現してきました。残念ながら、感染症の影響により弊センターが皆様のために準備をしてきたことは計画の変更を余儀なくされ、特に日本の皆様が楽しみにしてくださっている第18回フリデリク・ショパン国際ピアノコンクールに関連したものも同様でした。このような多くの制限の中で我々にできることを発信し続け、より多くの皆様のお目に触れることを目指します。近い将来にこの困難を切り抜け、皆様と直接お会いすることができる日々がやってくることを願っています。

今後どうぞよろしくお願いいたします。

ウルシュラ・オスミツカ ポーランド広報文化センター所長

写真撮影 @dominika.jp
Scheduled ニュース