1月27日は、国連が定めた「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」です。
これはアウシュヴィッツ=ビルケナウ ナチス・ドイツ絶滅強制収容所が解放された日にあたります。この日に、ポーランドの同上博物館では記念式典が行われ、2015年からは、日本のNPO法人ホロコースト教育資料センター主催にて、ホロコースト国際デー(東京)が行われています。
①ポーランドでの記念式典、今年はオンライン開催
新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、オシュフィエンチムにおける解放76周年記念式典は、オンラインでの開催が決まりました。今回の主なテーマは、子どもたちの運命です。
開催日時:現地時間 2021年1月27日(水)16:00~(日本時間 同日23:00~)
中継:ウェブサイト (http://www.auschwitz.org/) / YouTube Live (https://www.youtube.com/user/AuschwitzMemorial)
関連記事:1月9日 Yahoo News 「アウシュビッツ絶滅収容所解放76周年追悼式典、今年は初のオンライン開催へ:テーマは子供たちの運命」
②ホロコースト国際デー in 東京2021
NPO法人ホロコースト教育資料センターは、2015年より毎年この時期に歴史を学び考えるイベントを開催しています。
第7回目の2021年は、南アフリカよりゲストをお迎えします。ヨハネスブルクにホロコーストとジェノサイド(集団殺害)の教育センターを設立し、現在館長を務めているタリ・ネイツさんにご講演いただきます。南アフリカでは、2005年からホロコースト史の授業が高校の必修科目になっています。その理由は?ネイツさんのセンターではどんな教育活動を行っているのでしょう?
南アフリカの取り組みについてお聞きしながら、人間の差別や偏見に向き合い、人権を尊ぶ心を育む教育について考えてみませんか。
開催日時:2021年1月27日(水)19:30-21:30
オンライン開催(ZOOM)
参加無料、要予約
詳細・お申込:https://www.npokokoro.com/20210127
ぜひご関心をお寄せください。