21.08.2024 イベント, その他, ニュース

【レポート】展示『ワルシャワ。灰の中から甦る不死鳥』 ――札幌で開幕

去る8月8日、札幌市資料館にて、ワルシャワ蜂起博物館展『ワルシャワ。灰の中から甦る不死鳥』のオープニングセレモニーが催されました。ワルシャワ蜂起80周年記念事業の一環として企画された本展が日本で公開されるのは、広島(2023年11月15日~2024年2月5日)、大阪(2024年4月16日~7月17日)に続き、札幌が3会場目となります。

本展はワルシャワ蜂起博物館とアダム・ミツキェヴィチ・インスティチュートが共同で開催するもので、ポーランド広報文化センターおよび駐日ポーランド共和国大使館の協力を得て実現しました。8月8日の式典では、ポーランド共和国外務副大臣ヴワディスワフ・テオフィル・バルトシェフスキ氏からの祝辞を、ポーランド広報文化センターのユスティナ・ログスカ副所長が代読したほか、北海道副知事 濱坂真一氏、札幌副市長 町田隆敏氏、ワルシャワ蜂起博物館副館長パヴェウ・ウキェルスキ氏がそれぞれ挨拶を述べました。そのほか、北海道および札幌市の地元関係者、北海道ポーランド文化協会のメンバー、北海道大学関係者、札幌市民、ポーランド愛好家の皆さまにもご参加いただきました。

今回の式典では、北海道大学教授 安藤厚氏への「ベネ・メリト」 名誉勲章授与も行われました。安藤教授は2006年から現在まで約20年にわたり北海道ポーランド文化協会の会長を務められ、ポーランド広報文化センターとの協力により数多くの文化的・学術的企画を多く発案・開催されてきました。これらの活動は北海道におけるポーランドのイメージアップ・地位向上に結び付いています。

展示『ワルシャワ。灰の中から甦る不死鳥』は札幌にて2024年8月30日まで開催されています。

 

写真:ワルシャワ蜂起博物館/ヴィオレッタ・オダルスカ

Scheduled イベント その他 ニュース