5月16日、ポーランド広報文化センターとポーリッシュアートアンドサイエンスミッションインジャパンが今年の「ポーランド文化遺産の日~Polish Heritage Days~」の一環として企画した、弦楽五重奏団「ヴォウォシ」のコンサートが瀬戸内市民中央公民館(岡山県)で行われました。「ヴォウォシ」はクラシック音楽と民俗音楽の音楽家で構成されている弦楽五重奏団です。メンバーはクシシュトフ・ラソン(ヴァイオリン)、スタニスワフ・ラソン(チェロ)、ヤン・カチュマジク(3弦ヴィオラ)、ロベルト・ヴァシュト(コントラバス)、マテウシュ・アダムチク(ヴァイオリン)。コンサートではロックやジャズ、映画音楽、環境音楽、ワールド・ミュージックなど、幅広いレパートリーを披露し、約400人の観客を魅了しました。コンサート前には、「ヴォウォシ」のメンバーが県立邑久高校の生徒30人を対象に、音楽ワークショップを行いました。
5月18日、同弦楽五重奏団は東京にてポーランド広報文化センターが駐日ポーランド共和国大使館、ポーランド政府観光局、在日ポーランド商工会議所と共同で開催した「ポーランド・フェスティバル」にも出演しました。2度ステージに登場した彼らの熱演に、来場客から大きな拍手が送られました。
今年の「ヴォウォシ」の来日はアダム・ミツキェヴィチ・インスティチュートの「世界におけるポーランド文化」プログラムの助成を受け実現しました。同弦楽五重奏団の来日は、今回で2度目となります(初来日は2016年)。
岡山公演の写真(上4枚):ラドスワフ・プレディギェル
ポーランド・フェスティバル(東京)の写真(下4枚):ポーランド広報文化センター/ユスティナ・フレイフト