ポーランド広報文化センターは、北海道・札幌での第74回さっぽろ雪まつり(2024年2月4~11日)の一環として開かれた、第48回国際雪像コンクールへのポーランドからの参加チームをコンクール形式で選抜し、後援しました。
エウゲニウシュ・ゲッペルト記念ヴロツワフ美術大学のダニエラ・タゴフスカ博士、アンナ・コウォジェイチク博士、プシェミスワフ・ピンタル博士をメンバーとするポーランド・チームは、インクで満たされたボレスワヴィェツ陶器から月を釣り上げている「クレクス先生」を表現したオリジナル彫刻を作りました。
コンクールには、優勝したモンゴル・チームを含めて、9か国のグループが参加しました。ポーランド・チームは表彰台に上ることができませんでしたが、日本で愛好されているボレスワヴィェツ陶器に座るおとぎ話の主人公クレクス先生は、訪れた人々の間に大きな感動を巻き起こしました。
クレクス先生のキャラクターは、2023年に刊行されたヤン・ブジェフファ作『クレクス先生のふしぎな学校』によって、日本の子どもたちにも知られています。翻訳したのは、オルガ・トカルチュクなどの著作の翻訳者で、北海道大学で教鞭を執る小椋彩です。
写真:ポーランド広報文化センター