2月27日、長野県の安曇野ちひろ美術館にて、ユゼフ・ヴィルコン回顧展「96才、画家。ユゼフ・ヴィルコン。—ポーランドの巨匠—」が開幕しました。
ちひろ美術館が所蔵する、ヴィルコン氏の96作品からなる本展は、5部構成となっており、液体の実験、パステルの質感、動物のスケッチ、金色への魅了、空間イラストレーション(彫刻)のテーマに分けられています。本展のキュレーターは、ポーランドのイラストレーションの専門家である松方路子氏が務められました。
オープニング式典は、安曇野ちひろ美術館副館長の上島史子氏の挨拶に始まり、ヴィルコン氏の日本や安曇野との関係、展示作品の表現の幅広さについて述べられました。
また、同美術館の名前の由来である、いわさきちひろ氏のご子息の松本猛氏も挨拶を述べられ、1990年代にボローニャのブックフェアでヴィルコン氏と知り合った経緯やポーランドで彼を訪問したことなどを話されました。また、ヴィルコン氏は安曇野の地を何度か訪れており、前回の訪問は2005年。彼の作品は日本でも大変な人気を誇っています。日本語に翻訳されたヴィルコン氏のイラストレーションが描かれた本は30冊に上ります。
本展では、マリウシュ・マレツ監督によるドキュメンタリー映画『ヴィルコン88』も併せて上映されています。
本展はポーランド広報文化センターの協力のもと開催されています。オープニング式典では文化担当のヤロスワフ・ヴァチンスキ氏が当センター代表を務めました。展示は6月7日(日)まで開催されます。
写真:安曇野ちひろ美術館

















