2023年は、イェジ・ノヴォシェルスキ生誕100周年にあたります。偉大な画家、素描画家、舞台美術家、教育者、哲学者、芸術理論家、宗教思想家であった彼は、最も偉大な現代イコン画家の一人と評されています。

イェジ・ノヴォシェルスキは、芸術や信仰について多数のテキストを著しました。多数のローマ・カトリック、東方典礼カトリック、東方正教会の聖堂の内装や多色画を制作しました。世俗的な創作においては、前衛芸術やビザンチン絵画の伝統の傑作を援用しました。しばしば幾何学的抽象形態を用い、女性の裸体画や風景画を描きました。彼の芸術は今日に至るも、聖と俗の領域を結合させた唯一無二の現象と考えられています。

ポーランド共和国下院は、その業績の巨大な意義に思いを致し、画家を顕彰すべく、2023年をイェジ・ノヴォシェルスキ年に定めました。

出典:2023年をイェジ・ノヴォシェルスキ年に定めることに関する、2022年7月22日付ポーランド共和国下院決議。

 

作品

  1. 肖像画
  2. 抽象画
  3. 裸体画
  4. イコン
  5. 風景画
  6. 静物画
  7. 東方正教会・東方典礼カトリック教会
  8. 多色画
  9. 連作「ヴィラ・デイ・ミステリ(秘儀荘)」
  10. 風俗画
  11. 連作「エジプトの思い出」