28.02.2023 ニュース

【レポート】展示会『ワルシャワとマリウポリ 廃墟の街、闘争の街、希望の街』

2月24日に駐日ポーランド共和国大使館にてロシアのウクライナ侵攻から1年を記憶する集まり、そして展示会『ワルシャワとマリウポリ 廃墟の街、闘争の街、希望の街』が開催されました。

 

駐日ポーランド共和国大使館のパヴェウ・ミレフスキ大使、在日ウクライナ大使館のセルギー・コルスンスキー大使、ポーランド広報文化センターのウルシュラ・オスミツカ所長がこのイベントの主催です。

招待状にはロゴ「Poland – Solidarity for freedom(ポーランドーー自由のための連帯)」が使用されました。

 

ポーランド広報文化センターのウルシュラ・オスミツカ所長は、ご挨拶の際に以下について言及しました:展示はポーランド共和国下院副議長のマウゴジャータ・ゴシェフスカ氏とウクライナ最高評議会議長のルスワン・ステファンチュク氏の主導によって作成されました。そしてこの展示はワルシャワ蜂起の78回目の記念である2022年8月1日にワルシャワで初めて公開され、その次に2022年10月2日にキーウで公開されました。

駐日ポーランド共和国大使館のパヴェウ・ミレフスキ大使はスピーチの際に、このイベントはロシア侵攻の始まりではなく、再開を記憶するものであり、ロシアのウクライナ侵攻は9年も続いていると言及しました。展示については、ワルシャワとマリウポリの悲劇について説明し、それらが同じ悪による結果であることを強調しました。それは民族グループ、国籍、そして文化全体を敵として扱い、大量虐殺の重罪を正当化する準備ができている有毒なナショナリズムのイデオロギーです。

在日ウクライナ大使館のセルギー・コルスンスキー大使は、侵略者と戦っているウクライナに対する、主にポーランド、そして日本や他国による支援に感謝しました。そして、ウクライナにおける戦争の現状、ウクライナの人々の多大な損失と苦しみ、そしてロシアの侵略者の残酷さを示している、この展示会の企画をした駐日ポーランド共和国大使館とポーランド広報文化センターに謝意を述べました。

 

日本・ウクライナ友好議員連盟会長の森英介氏および衆議院日本・ポーランド友好議員連盟会長の額賀福志郎氏もお言葉を述べられました。

「アヴェ・マリア」をバンドゥーラの伴奏とともに歌ったウクライナのオペラ歌手オクサーナ・ステパニュック氏の出演後、イベントの参加者はロシア侵攻の犠牲者に1分間の黙とうを捧げました。

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