7.06.2022 イベント, ニュース

第5回世界ポーランド文学翻訳者会議

本年6月2~4日、クラクフで第5回世界ポーランド文学翻訳者会議が開かれました。ポーランド文学が国外において存在し得るのは偏にそのおかげである、そんな方々の業績を顕彰する行事です。6月3日の式典ではポーランド文学の国外への偉大な紹介者3名――エヴァ・トンプソン、関口時正、そして本年の受賞者シルヴィオ・デ・ファンティーーが賞を受けました。

関口教授によって日本語に翻訳されたポーランド文学作品の中には、次のような傑作があります――J・コハノフスキ作『挽歌』、A・ミツキェーヴィチ作『バラードとロマンス』『祖霊祭――ヴィリニュス篇』、J・イヴァシュキェヴィチ作『尼僧ヨアンナ』、S・I・ヴィトキェーヴィチの戯曲、W・ゴンブローヴィチ作『ブルグント公女イヴォナ』、B・プルス作『人形』(この翻訳で、2017年に日本で最も重要な文学書である読売文学賞を受賞)、フリデリク・ショパン全書簡。

内閣副首相兼文化国家遺産大臣ピョトル・グリンスキ教授が名誉議長を務めた第5回世界ポーランド文学者翻訳者会議には500名が参加しましたが、そのうち250名は50以上の国(大半はヨーロッパですが、南北アメリカ、アジア、オーストラリアも)からの翻訳者でした。

授章式の様子
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