5月12日、東京・表参道の「カワイ・コンサートサロン」で、青少年のためのピアノコンクール「ショパンランドコンクール」課題曲説明会が開かれました。
この集いには、ポーランド音楽出版社編集長ダニエル・チヒ、CEO株式会社東音企画代表取締役社長福田成康(本催事主催者)、ポーランド広報文化センター所長ウルシュラ・オスミツカ、そして川合楽器製作所と社団法人全日本ピアノ指導者協会(PTNA)(本催事協力者)の代表が出席しました。この企画は「刺戟的な文化」プログラムの一環としてポーランド文化・国家遺産省から資金助成を受けました。
企画の目的は、18歳以下の若い日本人ピアニストのピアノコンクールへの参加勧誘を通して、日本にポーランド文化を広めることです。
ショパン、パデレフスキの楽曲のほか、コンクール課題曲には、マウリツィ・モシュコフスキ、カロル・クルピンスキ、さらにはヴィトルト・ルトスワフスキ、ヤニナ・ガルシチャ、クリスティナ・ゴヴィクの楽曲も加わりました。コンクール審査員長はフリデリク・ショパン国際ピアノコンクール入賞者で現審査員のエヴァ・ポブウォツカ教授です。
コンクールのアンバサダーは木米真理恵、ワルシャワでの全ポーランド・ショパンピアノコンクール(2010)やMozARTe国際ピアノコンクール(アーヘン)に入賞し、Primo Accademia GiovaniとPremio Accademia 2015(ローマ)で優勝した日本のピアニストです。
コンクールの予選は、2022年9月に東京、広島、大阪、名古屋で開かれます。
10月24日には、駐日ポーランド共和国大使館で、ポーランド広報文化センターとの共催による受賞者コンサート&レセプション(記者会見)が予定されています。(本文敬称略)
写真:マチェイ・コモロフスキ/ポーランド音楽出版社(PWM)