19.04.2023 イベント, その他

音楽と講演~ワルシャワゲットー蜂起80年記念

2023年4月19日(水)19:00~20:30
オンラインイベント
詳細:https://peatix.com/event/3523086/view?k=f619c68cd326287c44e45ea5d944aa899ab3595a

お申込み
日本語話者:https://kokoro20230419.peatix.com/view
英語話者(For English-speaking participants):https://forms.gle/A5tSj99eYjzDtEJ27

今年は「ワルシャワ・ゲットー蜂起」から80年の節目にあたります。ワルシャワ・ゲットーは、ドイツ占領下のポーランドに設置された最大規模のユダヤ人隔離地区でした。過密による劣悪な環境で、人々は伝染病に苦しみ、餓死に追い込まれていきました。

ゲットーからユダヤ人が東の絶滅収容所へ移送されていくなかで、1943年4月19日、残された人々は、絶望のなかで蜂起を決意します。かき集めた粗末な武器を手にして、戦車で武装したドイツ軍に立ち向かいました。戦いは数週間に及びましたが、翌月、ゲットーは破壊され、約5万人のユダヤ人が検挙され、その多くが絶滅収容所に送られました。

占領下のヨーロッパにおける初めての市民の抵抗を記念するこの日、ワルシャワからオンラインでゲストをお迎えして講演会を開催します。ゲットー跡地に現在建つ「ポーランドのユダヤ人歴史博物館」(Polin)の教育部主任マリウス・ヤスチョンプさんに、蜂起の歴史と記憶、そして未来の世代のための同博物館の教育事業についてお話していただきます。

プログラムの冒頭では、東京在住のピアニスト、そしてホロコースト生還者であるヤーノシュ・ツェグレディさんに演奏をしていただきます。皆様のご参加を心よりお待ちしています。

 

音楽 ヤーノシュ・ツェグレディ
Music – Mr. Janos Cegledy
1937年、ハンガリーのブダペストでユダヤ人の家庭に生まれる。ゲットーで身を隠し、兄と祖父母と共にホロコーストを生きのびる。当時7歳。10歳でニュージーランドに移住。ピアニストの道を進む。ヴィクトリア大学卒業後、ドイツ学術交流会の奨学金を得て、ドイツのザールラント州立音楽大学音楽院で学ぶ。リサイタルや演奏旅行など活動の場を広げ、1967年に初来日。デビューリサイタルやNHKテレビ出演でその実力が高く評価される。元東邦音楽大学、武蔵野音楽大学教授。後進の育成、音楽の普及の一環として、日本レシェティツキソサエティを発足。ニュージーランド音楽学校(ヴィクトリア大学分校)客員教授、リシェティツキソサエティ国際サマーアカデミー(ウィーン)常任教授。


講演 マリウシュ・ヤスションプ
Lecture – Dr. Mariusz Jastrząb
ポーランドのユダヤ人歴史博物館(POLIN Museum of the History of Polish Jews, ワルシャワ)の教育部主任。専門は社会経済史(博士)。同博物館のガイドを務めながら、大学での講演、職業訓練の実施や学生向けの教材開発を行う。国連など国際会議の場でも発表している。


【言 語】
英語。日本語の同時通訳つき。

主催:NPO法人ホロコースト教育資料センター
共催:イスラエル大使館 日本ユダヤ教団 ポーランド広報文化センター
後援:ポーランド共和国大使館 ドイツ連邦共和国大使館


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