7.04.2026 イベント, ニュース, 音楽

ヤクプ・ユゼフ・オルリンスキ&ミハウ・ビェル初来日公演会見

世界的名声を博すポーランド人アーティスト――カウンターテナーのヤクプ・ユゼフ・オルリンスキとピアニストのミハウ・ビェルを主役に迎えての記者会見が4月7日、駐日ポーランド共和国大使館にて、ポーランド広報文化センターと音楽事務所テンポプリモの共催によって開催されました。会見では、今月9日に兵庫県立芸術文化センター、10日に東京芸術劇場で開催される彼らの公演に関するプロモーションが行われました。

会見冒頭、ポーランド広報文化センター所長およびテンポプリモ代表取締役 中村聡武よりご挨拶を申し上げたのち、テンポプリモ社 遠藤敏により日本公演のスケジュールおよびコンサートプログラム(ヘンデル、パーセルといったバロック時代の作品およびポーランド人作曲家タデウシュ・ベルト、ミェチスワフ・カルウォーヴィチの歌曲)が紹介されました。

ポーランド人音楽家によるデュオは、最新アルバム『If music…』(2026年)に収録されている作品をはじめとするヘンリー・パーセルの歌曲2作品を披露しました。続いてオペラ研究家岸純信のナビゲートによる対談に臨んだのち、会場からの質問にも応じる中で、どのようにして今の演奏スタイルに至ったのか、クラシック音楽にまつわるステレオタイプおよび現代においてその音楽が持つ意義は何かということに触れつつ、独自の芸術活動について紹介しました。

ヤクプ・ユゼフ・オルリンスキは何よりもまず唯一無二のカウンターテナー歌手として世界中に名を轟かせているだけでなく、マルチな才能を持つ人物でもあります。ブレイクダンサーとしてもその名を知られ、またいくつもの世界的ブランドのモデルとして活躍するファッションアイコンでもあるのです。米国の週刊誌『ザ・ニューヨーカー』は彼を「オペラ界のジャスティン・ティンバーレイク」と称し、また2024年のパリ五輪開会式においては、レディ・ガガ、セリーヌ・ディオン、アヤ・ナカムラといった大スターと肩を並べてパフォーマンスを披露しています。バロック時代の作品を主なレパートリーとしていますが、ヒップホップ界のアーティストとのコラボレーションにも積極的です。「スニーカーをはいたオペラ歌手」との異名を取り、伝統的オペラの世界と現代的ライフスタイルを自らの中で一つに表現しているのです。日本人フィギュアスケーター宇野昌磨選手がオルリンスキの歌曲をフリープログラムの楽曲として用いたことも一躍話題となりました。

ヤクプ・ユゼフ・オルリンスキとミハウ・ビェルの日本国内における公演マネジメントはテンポプリモ社が担当しています。

写真:ポーランド広報文化センター

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