11.05.2023 イベント, ニュース, ビジュアルアート, 演劇・ダンス, 音楽

【レポート】ポーランド・フェスティバル2023

5月7日、14回目となるポーランド・フェスティバルが恵比寿ガーデンプレイスで開催されました。

このイベントの主催はポーランド広報文化センターでした。ポーランド共和国大使館、ポーランド政府観光局、ポーランド投資・貿易庁東京オフィスの共催と、在日ポーランド商工会議所の協力をいただきました。

ポーランド・フェスティバルは毎年恒例の催しで、日本でポーランドを総合的に発信するイベントとしては最大級のものです。今年は、非常に美しい恵比寿ガーデンプレイスの、プロメナードでつながったセンター広場と時計広場が会場となりました。

パヴェウ・ミレフスキ駐日ポーランド共和国大使とウルシュラ・オスミツカ広報文化センター所長の挨拶の後、ステージを盛り上げて下さったのはポーランドの曲を歌う混声合唱団「キヤンキ」。マーチン&ユカ ピアノドゥオの演奏、ピアニストのスワベック・コバレフスキは自身の作品を、DJ Yama a.k.a Sahib、DJパウラがポーランドのヒットナンバーを紹介しました。

また、ポーランド伝統舞踊団イステブナはポーランドの南の地方の伝統音楽、踊り、歌を披露し、観客を大いに魅了しました。

塚本=スシツカ・サンドラさんは『子犬のワルツ』を演奏。サンドラさんは8歳にして、富山県でのピアノコンクールで特別賞を受賞した素敵な若いピアニストです。また、LOTポーランド航空はプレゼンテーションと、プレゼント付きのクイズを行いました。

ステージプログラムはジャズの演奏で幕を閉じました。ポーランドからやってきたアダム・ピエロンチク(サックス)、クバ・ヴィエンツェク(サックス)、ピョートル・オジェホフスキ またの名を「ピアノフーリガンPianohooligan」(ピアノ)が、ポーランド音楽出版社がもつ音楽レーベルANAKLASISのコレクションからの曲や、それぞれの見事な即興演奏を響かせました。

 

このフェスティバルは、「ポーランド文化遺産の日」の一環で開催されました。駐日ポーランド領事と領事部職員はお子様や青少年向けに、ポーランドの切り絵や工芸品のワークショップや民族衣装を用意しました。子どもたちはまた、マジシャンとも出会い、ポーランドのアクセントのついた特別なプレゼントやサプライズを受け取りました。

 

また、ブース展示・販売として今年も多くの企業にご協力いただきました。

LOTポーランド航空、ASAGAO(ハンドメイドかご、靴下等)、METEOR APAC(キッズ用自動車補助ベルト)、オプホット(ポーランド雑貨)、ポタリー&ハニー(ボレスワヴィエツ陶器、蜂蜜)、テクノポート / LA VIDA LINDA(ペット用アクセサリー)、ポーリッシュ・ポタリー・ガーデン(ボレスワヴィエツ陶器)、カルメロ・ショコラティエ(チョコレート)、株式会社クレアク(ナチュラルコスメYOPE)、グランナ・ジャパン(ボードゲーム)、Books&Cafe ドレッドノート(ポーランド関連書籍、コーヒー)、ベルオナ(琥珀アクセサリー)、リリア(ボレスワヴィエツ陶器)、レシェク・ガチュコフスキ(絵画展示)

 

時計広場では、ポーランド料理が提供されました。ポルミート(ソーセージ、ビゴス)、Bar Mleczny provided by Maik’s Kochlöffel(ポーランドの豆のスープ、豆料理、ポーランド風ベーグル)、HINO BREWING(クラフトビール)そしてポンチキヤ(ポーランド風ドーナツ、ピエロギ)——グルメブースは今回も大好評でした。

 

写真撮影:ポーランド広報文化センター / マチェイ・コモロフスキ

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