7月3日に東京でウクライナのためのチャリティーコンサートが開催されました。
目黒区長の青木英二氏のイニシアチブのもと、東京音楽大学(TCM)と駐日ポーランド共和国大使館、ポーランド広報文化センターが合同で開催しました。
コンサートは青木英二区長、ポーランド広報文化センターのウルシュラ・オスミツカ所長、そしてウクライナ大使館のユリヤ・ザモルスカ書記官の挨拶から始まりました。
コンサートにはウクライナ人アーティストで素晴らしいオペラ歌手のオクサーナ・ステパニュック、ポーランド出身ピアニストのミハウ・ソブコヴィアク、日本人アーティストでピアニストの里見有香と津野綾音、そしてサクソフォーンの五十嵐健太が出演しました。世界平和の曲目をプログラムに含めた、地球クラブコスモスの日本の子どもたちの合唱はとても感動的でした。
TCMホールには日本人アーティストのミヤザキケンスケが6月18日にポーランド・フェスティバルで来場者と一緒に制作した「てぶくろ」というタイトルの小さな壁画が展示されました。2017年に彼はマリウポリの学校の壁にウクライナの児童向け絵本に関連した壁画を描きました。しかしウクライナでの戦争中にその建物は爆破されてしまいました。ポーランド広報文化センターはミヤザキ氏をポーランド・フェスティバルにお招きし、その話をしてもらい、来場者の参加で小さな壁画を制作してもらいました。
このチャリティーコンサートには300人以上に参加いただき、その中には目黒区に住んでいるウクライナからの避難民もいました。コンサートで集めた募金はウクライナ支援のために送金されます。
写真:ポーランド広報文化センター、マチェイ・コモロフスキ
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