2022年12月13日、東京外国語大学(TUFS)で毎年恒例の「ポーランド国民読書」が催されました。
アダム・ミツキェーヴィチ作『バラードとロマンス』刊行200周年に合わせて、ポーランド共和国下院によってポーランド・ロマン主義年に定められている本年、正しくその作品がポーランド国民読書の課題図書になりました。東京外国語大学ポーランド語専攻の学生たちが「浪曼性」「百合の花」「トファルドフスキの奥方」を美しく朗読したときには、ロマン主義の精神が感じ取られました。イベントの名誉ゲストは、エルジュビェタ・ミレフスカ駐日ポーランド共和国大使夫人、夫人は詩「浪曼性」の一節を朗読しました。集いにはポーランド広報文化センター文化担当エクスパートのヤロスワフ・ヴァチンスキも参加しました。
ポーランド国民読書に向けてとてもよく準備をした学生たちは、ポーランド広報文化センターから「ボレスワヴィェツ」磁器とポンチキ菓子を贈られました。
ポーランド国民読書に参加したすべての学生、東京外国語大学ポーランド語専攻教員の森田耕司准教授、カロリナ・レシニェフスカ、石川グラジナ両講師には、イベント準備へのご尽力に心よりお礼申し上げます!