30.11.2022 ニュース

【レポート】ウクライナ支援チャリティ・イベント――恵比寿ロータリークラブとの共催

11月29日、ポーランド広報文化センターは恵比寿ロータリークラブと協力して、東京におけるウクライナ支援チャリティ・イベントを催しました。

開会の辞の中で、パヴェウ・ミレフスキ駐日ポーランド共和国大使は、ロシアによるウクライナ侵攻を非難し、ポーランド共和国とポーランド国民のウクライナ支援活動について力説しました。ポーランド・日本関係史におけるさまざまな友情のエピソードと私たち両国が、1995年に神戸で起こった地震や2011年に東北地方を襲った津波など、苦難が起こるたびに相互に提供し合ってきた支援にも言及しました。また、日本社会のウクライナ避難民への共感と支援にお礼を述べました。

続いて、ポーランド広報文化センター文化エキスパートの杉浦綾が、ポーランド、ポーランド・日本関係史、ポーランドのウクライナ支援についてのプレゼンテーションを行いました。

集会のハイライトは、ウクライナのアーティスト、テチアナ&ヤーナ・ラヴロワの演奏でした。チェロ奏者のテチアナ氏は侵攻前キーウの国立歌劇場で働き、娘のヤーナは音楽大学を卒業していました。戦争勃発後ウクライナからクラクフへ、そこから日本へ避難することができました。

コンサートの後、両アーティストは、ポーランド・日本滞在中に出会った善意のしるしに対してお礼を述べました。

イベントには、駐日ポーランド共和国大使館に隣接する恵比寿地区の日本人起業家、学者、政治家を束ねる、恵比寿ロータリークラブの会員60名以上が参加しました。

イベントの目的はポーランド・日本関係を緊密にし、ウクライナへの支援を表明することでした。集会の間には募金が行われ、それは社会福祉法人福田会を通して、ポーランドに滞在するウクライナ避難民のために伝達されました。

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