5.12.2023 ニュース, 映画

ポーランド映画祭――東京

11月24~30日、YEBISU GARDEN CINEMA(東京)にて、第12回ポーランド映画祭が開かれました。7日間に12本のポーランド映画芸術作品の上映が計28回行われました。

「女性」がライトモチーフであった映画祭中に、キンガ・デンプスカ監督『彼女たちの人生』などの新作映画、数多くの賞に輝くアグニェシュカ・スモチンスカ監督『サイレント・ツインズ』とイエジー・スコリモフスキ監督『EO イーオー』、映画評論家から高く評価されているヤツェク・ルシンスキ監督『シュブク』、パヴェウ・ウォジンスキ監督のドキュメンタリー『バルコニー映画』が上映されました。

本催事はまたイエジー・スコリモフスキ監督『バリエラ』『イレブン・ミニッツ』『ホームシック』、アグニェシュカ・スモチンスカ監督『ゆれる人魚』、ヤツェク・ブロムスキ監督『月への片道切符』、マチェイ・ボフニャク監督『エチオピーク 音楽探求の旅』などの映画を振り返るきっかけともなりました。

今年はワルシャワ・ゲットー蜂起80周年にあたりますが、それを機に、日本ではすでによく知られているロマン・ポランスキー監督『戦場のピアニスト』が4Kデジタルリマスター版で上映されました。

映画上映に合わせて、さまざまな特別ゲストとのトークイベントが開催されました――映画監督のイエジー・スコリモフスキ(東京でのポーランド映画祭は彼の監修で催されています)とアグニェシュカ・スモチンスカ、プロデューサーのエヴァ・ピャスコフスカとアネタ・ヒッキンボサム、そしてブロードキャスターのピーター・バラカンです。ゲストとのトークの司会を務めたのは、ポーランド広報文化センター・エクスパートの久山宏一と杉浦綾でした。

映画祭主催者:マーメイドフィルム、Valeria、ポーランド広報文化センター、ポーリッシュ・フィルムメイカーズ・アソシエーション、アダム・ミツキェヴィチ・インスティチュート、スコピヤ・フィルム。

上映スケジュールと映画祭情報は、ポーランド広報文化センターのウェブサイト(https://instytutpolski.pl/tokyo/pl/ffp2023-pl/)または映画祭公式HP(https://www.polandfilmfes.com/)でご覧になれます。

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