21.05.2025 イベント, その他, ニュース, 演劇・ダンス, 音楽

【レポート】ポーランド・フェスティバル2025

5月17日、第16回目となるポーランド・フェスティバルが六本木ヒルズアリーナで開催されました。この催しはポーランド広報文化センターの主催により、駐日ポーランド共和国大使館とポーランド政府観光局東京支局(ZOPOT)の協力、大阪・関西万博ポーランドパビリオン(PAiH)および在日ポーランド商工会議所(PCCIJ)の後援を受けて開催されたものです。また、毎年5月に展開される「ポーランド文化遺産の日(Polish Heritage Days, PHD)」の枠組みの中で実施されるフェスティバルとしては今年で4回目となります。

毎年一度開催されるこのポーランド・フェスティバルは、ポーランド、そしてポーランドの文化、さらにはポーランドの企業や製品を紹介する催しとして日本最大級のイベントです。ポーランド広報文化センター所長による開会の挨拶に続いて、毎年恒例となっているポーランド語歌曲をレパートリーとする日本の混声合唱団「キヤンキ」がステージに上り、ポーランド・フェスティバル2025の幕開けを飾りました。

フェスティバルのステージには、様々なジャンルの音楽を代表するポーランドの傑出したミュージシャンたちが登場。ポップスのSabina&Theo Loop ActからオルタナフォークのKirszenbaum、そしてワールドミュージックのNeoklez feat. Anna Łukawskaを交え、またポーランドジャズ界からはサクソフォンのツェザリウシュ・ガジーナ率いるCezariusz Gadzina Tokyo Quartet、そしてポーランド・ジャズ「世界一周」プログラム参加アーティスト、レマンチク(ベースギター)/ゴリツキ(ドラムス)/サルネツキ(ギター)・トリオが演奏を繰り広げました。そして各ステージプログラム間には、ポーランドの最新の楽曲やポップミュージックがDJパウラによるミックスで紹介されました。

ポーランド政府観光局東京支局のマリア・オジェウ局長およびLOTポーランド航空東京事務所スタッフからはポーランドの観光の魅力や東京―ワルシャワ間をつなぐ直行便についてのプレゼンテーションが行われました。

大阪・関西万博ポーランドパビリオンの案内スタッフを担うポーランド人学生たちの参加により運営されたポーランドの民族衣装試着コーナーや、パビリオン公式コスチュームのファッションショーも大変な人気を集めました。

駐日ポーランド共和国領事および領事部スタッフ、駐日ポーランド共和国大使館のポーランド人スタッフたちが用意したワークショップスペースでは、子どもたちが切絵細工をモチーフにしたぬり絵や工作で遊ぶことができ、作品が完成するとポーランドのお土産が手渡されました。子どもたちはまたマジックショーやフェイスペインティングでも楽しみました。

フェスティバルにはポーランドの企業やポーランド製品の輸入業者も招待されました。LOTポーランド航空、メテオAPAC(乗用車用チャイルドシート)、東欧雑貨店Obchod(雑貨)、POTTERY AND HONEY(ボレスワヴィエツ陶器、蜂蜜)、ポーリッシュ・ポタリー・ガーデン(ボレスワヴィエツ陶器)、 KARMELLO(チョコレート)、クリエイク(YOPEナチュラルコスメ)、グランナジャパン(ボードゲーム)、Books&Caféドレッドノート(本、コーヒー)、lilia(ボレスワヴィエツ陶器)、ケイ・エム・トレーディング(食品)、東京エムプラス(音楽CD)、フォーラム・ポーランド(書籍、会議録、CD)、TWO TREES(4Starlingsコスメ)、アンバーハウス(琥珀ジュエリー)、リードオフジャパン(ズブロッカ)の皆さんが出展されました。

フェスティバルの来場者はまた、ビゴス(キャベツや肉の煮込み)やソーセージ、ジュレック、白インゲン豆のスープ、ポーランドのパンやケーキ、ポンチキ(ポーランド風ドーナツ)、そしてコンポートや、ズブロッカ、ポーランドのクラフトビールなど、様々なポーランド料理や飲料を堪能することができました。

 

フェスティバルの様子はこちらのダイジェスト動画でご覧いただけます。https://www.youtube.com/watch?v=QbHKFmGybYY 

 

動画:ポーランド広報文化センター/ユスティナ・フェイフト

写真:ポーランド広報文化センター/Keegan Hasegawa

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